
皆さま、昨日、今日と楽しいクリスマスをお過ごしのことと
思います。
先程、インスタを見ておりましたら、オレンジページで
ご紹介したリースタルトを作ってくださっている様子など
お見かけし、嬉しい気持ちになりました。
我が家でもクリスマスケーキ、つくりましたよ~

マロンクリームのブッシュドノエル。
ロール生地でホイップクリームを巻き、マロンクリームを絞って、
テンパリングしたチョコレートをたっぷりかけてできあがり!
シンプルです(笑)
そして、抹茶のスノウボウルは、これが目的で作ったのでは
なかったのですが、こうなった、という一品です。
新刊「バターを使わない作り置きのお菓子」で
ご紹介している、クランブルのバリエーションの中から、
抹茶のクランブルをまさに作り置いておこう、
と思って材料を用意していたところ、抹茶の量を
レシピの倍量入れてしまったのです!
まあいいか、とその分、薄力粉の量を減らして作ったら、
ぽろぽろになるはずの生地が、きれいにまとまってしまいました。
そこで丸めてスノウボウルに。
粉をいつもなら特宝笠を使っているところを、
ドルチェにしたのもちょっと影響したかもしれません。
ドルチェは国産の粉なので、ちょっと水分多めなんですよね。
できたスノウボウルは、抹茶の苦味とたっぷりまぶした粉糖の甘さが
丁度良いバランスで、ごまとくるみの食感がアクセントになり、
後から後から手が伸びてしまいました。
50個近くできたので、配ろうかな、なんて思ったり(笑)

そしてこれは私だけのお楽しみ♪
ワインとラム酒漬けフルーツのスパイスシフォンケーキです。
元々、スパイスの効いたフルーツケーキには目がないのですが、
蔦屋さんのイベントで、クリスマスティースクエアシフォンを
ご紹介してからというもの、なかなかよい!
と気に入ってしまい、以来、フルーツシフォンのバリエーションが
増えつつあるこのごろです。
フルーツケーキといえば、パウンド型や丸型で焼く
どっしりとしたものをイメージしますが、
シフォンにするとまた別の美味しさがあるんですよね。
先日、実家に持っていったら、両親にも喜ばれ、
この年代の人には、食感の柔らかさ、軽さがぴったりなんだな、
と思いました。
今日のフルーツケーキシフォンには、
ちょっと特別なものを入れて作りました。
なんと、20数年前に漬けた、ラム酒漬けのカレンズです。
ここぞ、と言うときに瓶を開けよう!と思っていたのですが、
私もそれなりの歳になり、そういつまでも悠長なことは
言ってられないな、なんて思い始め、
まずはカレンズから開けてみました。
焼き上がったシフォンを口に含むと、ワインの力と相まって、
まだアルコールが残っているかのように、一瞬、クラッとするような
感覚に包まれました。
ジャムの瓶半分ほどでこれですから、
やっぱり年代物は違うわ、としみじみ感じました。
家族はフルーツケーキには関心がないので、
これは私一人でゆっくり楽しもうと思います

残り数時間となりましたが、皆さま、楽しいクリスマスを
お過ごしくださいね!

2017年 お教室のクリスマスケーキは、
「キャラメルりんごとキャラメルナッツのブッシュドノエル」
でした。
