吉川文子 KOUGLOF

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バットでつくるスクエアシフォン

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                   今日の写真はすべて宮濱祐美子さんです。  
    
新刊「バターなしでおいしいケーキとマフィン」の
第3章はシフォンケーキです。

元々シフォンケーキが大好きでよく作っていたのですが、
型を外した後、その型を洗うのが苦手でした。

油を塗らずに焼くので当然のことながら、生地がこびり付いています。
ごしごしこすってもなかなかスッと取れなくて、あ~、面倒!
なんて思っていました。

焼いた後、ひっくり返して冷ます、という動作も意外にストレス。

あるとき、シフォンケーキって、この型でなくちゃ作れないのかしら?
と本気で思いました。

確か、高さがあるため、穴が空いてないと火どおりが悪くなるのと、
水分に対する粉の割合が少ないため、焼いた後、ひっくり返さないと
ケーキ自身の重みで潰れてしまうんだったっけ・・・

だったら背が低くてもいいから、普通の型で普通のケーキと
同じように作れないかしら?

それに、フォークで押したとき、フォークを押し返すくらいの
弾力のあるシフォンがいいな・・・

そんな経緯で試作を始めたのが、今から2年前くらいでしょうか。

最初はこちらの型で作っていました。
    
ウィルトンのスクエアベーカー。

自分のシフォンケーキのレシピを少しずつ変えながら
試作をし、生徒さんに試食してもらっていたところ、
とても好評だったのです。

それから数年。
今回の本の最後にシフォンケーキを入れる、と決まり、
以前から温めてきた、このスクエアシフォンを提案させていただく
ことになりました。


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本にするにあたり、これまでのレシピに少し調整を加えました。

型をご家庭にありそうなバットに替え、
卵の数は、卵黄と卵白を同じ個数にそろえました。
レシピの数字もできるだけすっきりと。

バットの大きさは卵の数を基準に決めました。
普通のご家庭でシフォンケーキを作る場合、
直径17㎝のサイズなら、卵4個が基準ですので、
それに合わせました。

スクエアシフォンといえど、あまりに小さいバットですと、
シフォンらしいソフトなボリューム感がなくなってしまうと
思ったので、本の中ではこちらのサイズを使用しています。
   
もちろん、ウィルトンの9インチスクエアベーカーでも
同じように焼けます。

このスクエアシフォンを作り始めてから、シフォンケーキが
食べたくなったらこれ。
シフォン型が登場することはほとんどなくなりました。

通常のシフォンケーキよりも弾力があり、ややしっかりした
口当たりですが、シフォン型をお持ちでない、もっと手軽に作りたい、
とおっしゃる方におすすめです!

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           左は生徒さんから一番人気だった「サマープディングシフォン」。
           これからの季節にいかがでしょう?

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  • posted by 吉川文子 2015-05-18T23:10:02
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