吉川文子 KOUGLOF

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抹茶のお菓子

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        撮影 竹内章雄さん
        スタイリング 西崎弥沙さん
        デザイン 小橋太郎さん

「バターを使わないコーヒー、紅茶、日本茶のお菓子」より、
今日は抹茶のお菓子についてです。

昨日、本をご覧くださった方に、
「これ、美味しそう!」と一番に言っていただいたのが、
「抹茶のテリーヌ・ショコラ」でした。

8月に発売になった「パウンド型ひとつで50のケーキ」には
「テリーヌ・ショコラ」をのせましたが、こちらは
抹茶×ホワイトチョコバージョン。

抹茶とホワイトチョコの相性の良さを味わい尽くして
いただきたい、と思ってメニューに加えました。

バターは使っていないけれど、この本の中で
一番濃厚なのがこれじゃないかな、と思います。

試作中、お菓子が溜まってきたら実家へ送る、
というのがいつものパターンなのですが、
「また送って。」と、とても評判がよかったです。

「テリーヌ・ショコラ」と両方セットで、
暮れの贈り物にしようかと計画中です。





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本を1冊作るとなると、まず企画が決まって、
次にメニューの決定、レシピの考案、と続きますが、
メニュー決定の際に、今回はこれにスポットを当ててやってみよう、と
自分なりの裏テーマのようなものを勝手に設定しています。

今回はデパ地下&お取り寄せ、巷で人気のスイーツでした。

全部がそれに当てはまるわけではないのですが、
抹茶のカテゴリーに、それらが集中する結果となりました。

中でもこれは絶対に入れたい、と思っていたのが、
「抹茶のクリームサンドクッキー」です。

ご存知の方には見た目も全然違うし、もっと薄いよ、
と言われてしまうのは覚悟の上です(笑)

忘れもしない4~5年前、フラワーアレンジのお教室で、
当時ご一緒していた京都通のY子さんからいただいた
京都のとあるお店のクッキーが美味しくて、
え~、これどうやって作るんだろう?
と思っていろいろ試作していました。

当時はバターを使っていたのですが、それをバターなしに
作り替えたのが今回のレシピです。

このお菓子の一番のポイントは、クッキーの歯切れのよさ
にあると思うのですが、これが難しく、どうしても中心だけ
ふにゃーっとなってしまったりで、一日中オーブンとにらめっこ
しながらやっていたことを思い出します。

一時はやっぱり載せるのやめようかな、と挫折しかけましたが、
我が家では一応合格点をもらえたので、めでたくメニューに
仲間入りさせることができました。



隣の「抹茶とカシューナッツのキャラメルサンドクッキー」は
デパ地下で見かけたお菓子を参考にして作ってみました。

スイスのエンガディナーの類のお菓子ですが、
お店のはくるみを使っていて、かっちりとした形で売られていました。

私は優しい歯ごたえと甘味の感じられるカシューナッツにし、
型なしで作れるスティックタイプにしてみました。


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そして、今や抹茶スイーツと言えば、外せないのが
抹茶ババロア。

数年前、教室で紹介したところ、大人気でした。
当時はアントルメに仕立て、「雅」などとネーミングして
いました。
今回はその時のババロアの部分だけ使えばいい、
と思って作ってみたところ、何故か物足りなさを感じてしまったのです。

スポンジと抹茶ソースがあるのとないのとで、こんなに違っちゃうんだ、
とショックでしたが、このときのババロアのレシピをベースに
ババロアだけでも美味しく食べられるよう、
コクのある、輪郭のはっきりとした味を目指しました。



作ってみたかったスイーツが盛りだくさんの本になり、
これから利用することが多くなりそうです。


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  • posted by 吉川文子 2017-11-15T11:45:07
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