イギリスのお菓子①

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イギリスの料理やお菓子というと、スコーンや
パフペイストリー=パイをイメージしますが、
焼き菓子の種類がとても多く、作っていて気が楽になります。

ここ数週間で随分試作をしましたが、たまたまなのか、
どれも甘さ控えめで、意外なほどバターが少なく、植物油を
使ったケーキも随分ありました。

植物油を使ったお菓子は、パウンドのようなケーキにすると
どうしてももっちり、どっしり、といったタイプを想像しますが、
イギリスのレシピで作ると、そうでもないのです。

なんでかな、と考えてみると、ベーキングパウダーが大量に入るから(笑)
いくつか作っていてわかりました。

そもそも、イギリスで普段お菓子に使われている粉の多くは
Self Raising Flourセルフレイジングフラワーという、
膨張剤入りの粉なのです。
アメリカのレシピにも多いですね。

これにさらにベーキングパウダーやらベーキングソーダやらが
加わるのですから、膨らむわけです(笑)

日本の薄力粉で作る場合、あらかじめベーキングパウダーを
混ぜて使うことになります。
どのくらいの割合で混ぜるかというと、私もはっきりとはわからないのですが、
薄力粉100~130gに対して、ベーキングパウダー小匙1程度の割合のようです。
ちょっと幅がありますが、私は130gに対して小匙1にしてみました。

初めはこの通りにいくつか作っていましたが、
食べた後、何だか口の中がキシキシするのです。
(食べた人でないとわかりませんよね)
これは明らかにベーキングパウダーの入り過ぎ。

そこで、美味しかったものに限り、ベーキングパウダーの量を
減らして作り直してみました。
膨らみは減りますが、やっぱりこの方が食べやすいです。

そのほか、特徴的な材料は

  mascobado sugar マスコバドシュガー→ブラウンシュガー、
  golden syrup ゴールデンシロップ→ 蜂蜜、またはメープルシロップ

ぐらいで、それぞれ代用が可能です。

あとはドライフルーツやスパイス、バター、卵など、
普通に手に入る材料で作れるものがほとんどでした。

全体的にさっくり、ふんわり、といった食感が多く、
しっとりしたものが少ないように感じましたが、紅茶を何杯も
飲みながらいただく分には問題ないのかもしれませんね。

作り方も本当に簡単で、粉っぽいものと液体っぽいものを
別々に合わせ、最後に一緒に混ぜ混ぜ・・・
といったもの、あるいはフードプロセッサーでガーッと混ぜ切ってしまう
ものがほとんど。

あまりに乱暴に見えるものは、作り方を変えましたが、
本の通りに作ってもそれほど問題なし。
この気軽さ、癖になりそうです。

忘れないうちに、作ったものをメモしておきたいと思います。

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ケーク・カフェ・ノワ
もともとはへ―ゼルルナッツとチョコレート入りのケーキを、
くるみとインスタントコーヒーに替え、カルダモン風味を付けたものにアレンジ。

食感は非常にザクザクとしていて、くるみの渋みがやや強め。


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これは生地がとても気に入ったケーキ。

ふんわりしっとりの食感。
生地にはシナモンを効かせ、ガナッシュを練り込んで。
原本はガナッシュではなく、ヌテラ。


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フィナンシェ。
珍しくベーキングパウダーなしのレシピ。
これは原本そのままに作成。
プリンカップで焼くと厚みが出て、むっちり感が強くなる。


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オイルベースのケーキ。
オートミールとレーズン入り。
はちみつたっぷりでこくがある。

本の通り、オートミールとレーズン、粉類を全部一緒に混ぜたら
だまだらけになって失敗。
味はよかったので、作り直し。


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プルーン&オレンジのマフィン。
一番気に入った焼き菓子がこれ。

レシピは参考程度でほとんど自己流にアレンジ。
白ワインで煮たプルーンをペースト状にし、オレンジジュースと合わせた
ものがベース。
形は見えないのに、味と香りはプルーンというマフィン。


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チョコレートサワーマフィン

デビルズフードを思わせる配合。
もとはサワークリームたっぷりのレシピだったものを、
全部ヨーグルトに。

しっとり、柔らかな食感。
焼いた後も酸味が感じられる。
チョコレートが入らない分、砂糖を増やしたが、それでも
かなり甘さ控えめ。
ガナッシュを絞るとバランスよし。
                  
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