一度で二度美味しい♪豚バラ肉のジンジャエール煮→赤ワインカレー
今日はうっとうしい一日でしたね。
こういう日はさっぱりか、スパイシーかのどちらかを食べたくなります。
それならやはりカレー?
飲み残しのワインがあったので、赤ワインカレーにしました。
実はこのカレー、リメイク料理なんです。
先日、豚バラ肉のジンジャエール煮というものを作ったのですが、
こちらをリメイクしたのが、今日のカレーです。
炭酸や酢は肉を柔らかくする、といいますが、
コーラや黒酢で鶏手羽先を煮たりしますよね。
丁度レッスンで作った新生姜のシロップ煮がたくさんあったので、
炭酸で割って自家製ジンジャエールを飲んでいたところ、
そんなことを思い出し、豚バラ肉を煮込んでみました。
ご覧の通り、生姜シロップの生姜もたっぷり入りますが、
砂糖で煮てあるせいか、辛味も香りもそれほどきつくはなりませんし、
わざわざシロップ煮を作らなくても、市販のジンジャエールを使えばOK。
オーブンでじっくり火を通すと、バラ肉がとろとろに!
半分ほど残ったので、飲み残しの赤ワインや人参の切れ端、
熟し切ったトマト、それにゴボウ1本と一緒にカレーにリメイク。
野菜は全部FPでみじん切りにし、
ついでにこれも残り物のバゲットをとろみ付けに加えました。
そして、りんごが1/3個残っていたので、これもすりおろして投入。
ジンジャエール煮の段階で、すでに肉は十分柔らかく煮上がっているので、
煮込み時間も少なくて済みます。
野菜たっぷりのわりに、バラ肉を使っているせいか、コクとボリュームもあり、
物足りなさは感じませんでした。
ワインによる深み、生姜のスパイシーな風味、
野菜の甘さで、かなり複雑な味のカレーになったと思います。
特にゴボウは、赤ワインと好相性!
香味野菜だけあって、不思議と違和感なく溶け込んでいました。
カレーはどんなものを入れても大きくはずすことはないので、
いろいろ冒険してみると楽しいですね。
カレーのあとは、クリーミーなデザートで。
旬も残りわずか、アメリカンチェリーのクラフティです。
昨日のアスパラとハムのサワークリームグラタンを、
スイーツバージョンにアレンジしてみました。
塩の代わりに砂糖を加え、エルプドプロバンス、コショウの代わりに
バニラとキルシュで香りづけすれば、デザートに早変わり。
冷たいデザートばかりでなく、食べるとホッとする温かいものもいいですね!
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ル・クルーゼの料理レシピ
豚バラ肉の赤ワインカレー
※豚バラ肉のジンジャエール煮 下記の1/2~2/3量
a 人参 1本
セロリ 少々
ゴボウ 1本
にんにく 1片
クミンシード 小匙1
塩 小匙1/3
赤ワイン 200cc
b 水 400cc
コンソメ 小匙1
パセリの茎 2本
バゲット 1cm厚さ3枚・・・FPで砕く
りんご 1/3個・・・すりおろす
ゆずマーマレード 小匙2
1.aの野菜をみじん切りにする。
2.ル・クルーゼ ココット・ロンドにサラダ油とにんにく、クミンを入れて
炒める。香りが立ったら1を加えて炒め、途中で塩を加えて
しんなりするまで炒める。
3.赤ワインを加えて煮詰め、bを加えて煮立たせてアクを取る。
蓋をして20分ほど煮込み、りんごを加えて更に10分ほど煮込む。
4.仕上げに柚子マーマレードを加える。
※豚バラ肉のジンジャーエール煮込み
豚バラ肉 塊700g・・・10等分に切る
塩 小匙1
にんにく 1片・・・半割
酒 50㏄
ジンジャーシロップ(料理用・砂糖ハーフ) 150㏄
炭酸水 550cc
鶏ガラスープの素 小匙1
クローブ、花椒 各パウダー少々
りんご 1/4個
長ねぎの青い部分 1本分
醤油 20㏄
1.豚バラ肉に塩をまぶしつけ、しばらくおいておく。
2.フライパンにサラダ油大匙1とにんにくを入れて火にかけ、
香りが立ったら1を加え、表面に焼き色をつける。
3.余分な脂を拭き取り、両面色よく焼けたらル・ルクーゼ ココット・ロンドに移す。
4.3のフライパンに酒を加えて煮立たせ、ジンジャーシロップと水、
鶏ガラスープの素を加えて煮立たせる。3の鍋に加える。
5.クローブ、花椒、りんごのすりおろし、長ねぎを加えて煮立たせたら、
アクを取って醤油を加える。
6.蓋をして、180℃のオーブンで50分蒸し煮にする。