チキンと夏野菜のタジン

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久々のタジンです。

春ぐらいから、モロッコ料理の本や雑誌を見つつ、
何度か作ってきたのですが、
最初はタジンという料理そのものの正体(?)がつかめず、

 クスクスとアリッサ添えなきゃダメ?
 とか、
 タジン鍋ひとつで作る料理だから、最初にフライパンで
 ソテーとかはダメ?
 とか、
 レモンの塩漬け入れるんだよね、
 とか、
 カレー粉入れたらタジンじゃなくなる?
 はたまた
 砂漠の食べ物だし、無水調理でやるべきよね・・・

など、など、かなりイメージに縛られていた気がします。

ところが、できたものを食べてみると
何だか好みじゃない?ものができてしまったり・・・

それでは作るのも食べるのも楽しくないので、
最低限、タジンに必要なポイントだけ押さえ、
あとは気の向くままに作ってみたのが今回のレシピです。

クミンとコリアンダーを入れ、野菜は大きめにカット、
水分を少なくして煮込むとそれなりになりました。

ただ、何度か作っているうちに、タジンと呼ぶなら、
塩コショウだけじゃなく、酸味と甘み、辛さの複雑に
絡み合った味に仕上げたい、という欲求が芽生えたようです。

そこで今回加えたのは、

  酸味・・・レモン
  甘味・・・自家製マンゴーコンフィチュール
  辛味・・・自家製サンバルソース

何度かやってみて、レモンの塩漬けやレモンの皮を入れると、
どうしても苦味が出てしまうため、仕上げにレモン汁だけを加え、
爽やかな酸味を添えました。

甘さはドライフルーツでもいいのですが、
これも最初の一杯目は美味しく食べられたものの、
翌日にはもう飽きてしまったため、コンフィチュールを少し加えることに。

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     自家製アップルマンゴーのコンフィチュール

そして辛味は先日作ったサンバルソースです。

アリッサも以前作ってみたことがありますが、にんにくがかなり強く、
翌日ちょっと大変だったものですから(笑)、今回は
自家製マイルドタイプのサンバルを煮込む段階から加えました。

また、黄色のタジンは、カレー粉ではなく、ターメリックで
色がついているのですが、やっぱりちょっと物足りなくて・・・
優しすぎるというか、パンチが足りないのです。

そこでカレー粉を入れることに。

入れすぎるとカレーになってしまいますが、隠し味程度に
加えると、野菜や肉の味が引き立って、タジンの味全体が
ぼやけず、はっきりするようです。

そして、煮込みであっても肉や野菜にはしっかり焼き色を付けた方が
好みなので、ソテーから煮込みまで、フライパン1個で仕上げました。

それでも自分の中ではタジンを作っている、という意識が
まだあるのです(笑)

あとは美味しくなりますよ~に!
と気持ちを込めて作ったら、
今までで一番好みの味に仕上がりました。

甘・辛・酸味のバランスとスパイス使いで
いろんなタジンができそうです。

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チキンと野菜のタジン  

  鶏もも肉唐揚げ用  400g
  にんにく     1片・・・半割
  玉ねぎ      1個・・・くし型切り
  なす       2本・・・皮を縞目に剥いて乱切り
               塩小匙1と水を袋に入れてアク抜き
  パプリカ     1個・・・種とワタを取って大きめの乱切り
  
  オリーブオイル  大匙1
  クミンシード   小匙2

  a塩        小匙1/2 
   コリアンダーp  小匙1
   カレー粉     小匙1.5
   コショウ     たっぷり
   生姜のすりおろし 1片分
   サンバルソース  大匙1
   コンソメの素   小匙1
   マンゴーコンフィチュール(自家製)小匙1
   水        100cc

  レモン汁     20㏄

1.鶏肉は50℃の湯で洗い、水気を切って皮と余分な油を除く。

2.フライパンにオリーブオイルとにんにく、クミンシードを入れて
  火に掛ける。
  香りが立ってきたら1を加えてこんがりと色づくまで炒める。

3.脂はそのままにし、残りの野菜を加えて炒める。
  aを順に加えながら炒め、沸騰したら弱火にし、蓋をして7~8分煮込む。

4.レモンを加えてサッと煮立たせ、火を止める。
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